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2009年7月 3日 (金)

旅へのすすめ

中学校の同級生で立杭焼の窯元の主人がやって来た。

本来の用事はある器のサンプル。実験用の・・・

その彼と話をしていたのは立杭焼の里にもお客さんが少ないという話。つまり旅をする人が減ったので。物理的な人口の減少や旅よりも別の価値観を持っている人が増えてきたという事だ。例えば旅をするより携帯電話やテレビゲームであそぶ・・・

そして「旅」の面白みを知らない人が増えてきたのかもしれない。

それと同様、陶芸・・・粘土あそびの楽しみを知らない人が多いのではないだろうか?

あの立杭の山や田んぼを見ながら粘土を相手に夢中になる一時は、頭の中が空っぽになって心地良さを味わえる。

話が飛ぶが、僕が今までで食べた蕎麦で一番美味しかった蕎麦は・・・というと有名そば屋で食べた蕎麦ではない。
九州のある陶芸家を訪ねた時にその陶芸家の庭で蕎麦を茹でて、青空の下で食べた蕎麦が一番おしいかった。つまり雰囲気が美味しかった。

その話を窯元の主人にすると「そりゃ美味しいわ」という。P1020042

「ならば調理長を連れて行き、陶芸をしている間に蕎麦を打ち、昼に蕎麦を食べる事をしようか!?」という話をした。

「それやったら窯焚きも見る事が出来るで!」という。

そいう事が普通ではなかなかできない。

普通では出来ない事を体験できるようにするのが我々の仕事ではないかと思う。

旅とは、他火と書き、他人の火にあたりに行き、何かを得て帰ってくる事。と言った人がある。

他人とは誰で、来る人に何を持って帰ってもらうか!?

それが旅人に来てもらう我々の仕事だと思う。写真はもうずいぶん前に、僕が立杭でつくった三角形の一輪挿し、御所坊のある部屋で使っている。

その日の夕方に従兄弟がやって来た。彼のブルターニュのスケッチ旅行の話を聞いた。旅って楽しいものだと思うのにな~あ

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コメント

秋の1日旅のしおり片手に、大人の遠足気分で立杭の山里へ。
後日、もう一度焼き上がった器を持ち寄って旬重で食事会&写真見ながら打ち上げなんてのも楽しそう。
新酒がでるころにつなげて酒蔵さんと絡めていくとか。絵が上手な方を先生にスケッチ旅行とか。
イベントって、参加して『はい終わり〜』じゃなくて、そこに関わった人同士がその後もつながっていく仕掛けをしておくとグッと深みがでるように思います。
そしてその方々こそが、力強い有馬ファンになって下さる。
まさに有馬遊学校!楽しそうですね。

投稿: KOUMA | 2009年7月 3日 (金) 17時47分

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