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2009年8月

2009年8月29日 (土)

10月20日 本場松茸山にご招待!

10月20日 友人の松茸山を押さえました。押さえたこの日は松茸を取り放題!

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過去3回お客様を松茸山に、ご招待しましたが・・・

「今年は少し早いのでダメだったね」とか「今年は遅かったわ・・・」「今年は雨が少なくて・・・」と過去3連敗。今年こそはリベンジと友人にいうと・・・

「過去の平均は10月の18日ぐらいから23日かな?」というので「じゃ真中の20日!」「と日を決めたのです。

松茸山は有馬温泉から三田へ車で約30分。松茸の総合卸をしている友人の所から車でさらに5分ぐらいの所に入口があります。そこからは4輪駆動車で約10分。車を置いて歩いて15分。本当の山の中です。

そこから頂上に向けて15分程山に登り、山頂付近が松茸の出没地帯といいます。他の人の山との境界線を越えないように探すのです。

僕は飽き性なのですぐにあきらめて、山々を眺めながらおにぎりを食べるのは最高です。

やま(松茸出没地域)

前回は松茸を持って帰らなければいけない方の為に、友人の卸屋により安く松茸を分けてもらって帰ってきました。

今回は事前に松茸を仕入れて、松茸のすき焼きか松茸料理にしたいと思います。

まあ19日と20日の泊まりのお客様の中からご希望の方先着20名様までをご案内しようと思うのですが、欲の皮が張っていない。山で美味しいご飯が食べれれば健康の為に良いとお考えの方のご参加をお待ちしています。

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2009年8月28日 (金)

有馬温泉でアトピーを治す・・・・

Nakamura9今年の春に高校を卒業して入社した中村君
高校時代はラグビー部のキャプテンだったというスポーツマン。

先日彼の顔を見るとすごい状態になっていた。

「どうしたん?」

「いやあ アトピーがひどくて・・・」
そりゃひどいと思った顔の皮膚はボロボロ、皮膚の色もまだらになっている。かわいそうだが、このままお客様の前に出すのも問題かもしれないと思った。

その時! ふと浮かんだ。

湯屋松風の温泉は御所坊関係では一番新鮮で良い湯だと思う。おそらく有馬でも最高の状態の浴槽だと思う。
残念ながら従業員は御所坊の温泉に入れないのだが、彼に仕事が終わってから湯屋松風に入ってもよい。その代わり翌朝掃除をしなくてもよいように掃除をして上がる事。
という条件を付けて、まずは1週間やってみろ!
ということにした。
P1020276
次に彼に会ったのは2日後。顔がだいぶん良くなっていた。

「何日目?」と聞くと、2日間入ったという。

じゃ写真を撮って、ブログに感想をUPしてよ!
という条件を新たに加えた。

その写真が右側だが、耳の後ろや首筋がまだひどい。
でも実際はこの写真を撮ったのは3日前で、今朝彼の首筋を見るとさらに良くなっていた。
約束の1週間までまだ2日あるという。

本当は3周りといい、一周りが一週間なので21日間入浴するのが良いのだろう。

彼にアトピー温泉体験記をブログで書いてもらおうと思う。

もしこのブログを読んでいるアトピーで悩まれている方で、1週間有馬の温泉を体験したいという方には相談にのります。
メールを下さい。

ちなみに有馬温泉 アトピー という検索項目で引くと有馬温泉でのアトピーの改善例がたくさん出てきます。

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旅は金とコネ???

仕事の関係で 山口県防府に行くことになった。
僕は防府には行った事がないが、防府へは仕事の前日に入り防府の町を案内してくれるということだった。
有馬温泉から電車で新神戸。 広島までは「ひかり」に乗って「こだま」に乗り換え徳山へ、そして山陽線に乗り換えて防府。有馬温泉を8時半に出て防府へは12時半。4時間か・・・
東京へ行くのもこれぐらい掛かる。九州だったら1時間は早く着く。

防府の町は案内してくれる人が居るので、事前に送られてきたパンフレットをパラパラ見て・・・じっくり読まなかった。その方が先入観無しで防府の町を見れ、何かを感じられると思った。

主要な線路が高架になり、再開発が行われて多くの町が一見同じような町になってきたように思う。「あ~○○の町に着いたなあ!」という感じが沸かないのだ。
九州の嬉野の駅・・・ここは山が特徴的だった。
四国の内子。
有馬温泉から北の福知山。

高架になって更地が出来るとどうしてもつくり方が同じになってしまうのだろう。

防府について改札の所に出迎えの人が来てくれていたが、正直何かを見つけられるのか不安だった。

ある人が「旅を楽しむにはコネと金だ」といわれた事がある。
いくらコネがあっても楽しむ為には金が要る。これは誤解が無いように言いたいのだが自分が楽しむ為に必要な額で、楽しみ方によって違うし、人によって違うと思う。
しかしコネがないとそのお金を有効に使えない。

まずは昼食と古民家を改装した蕎麦屋へ。
ここの蕎麦屋は元々イタリアンのシェフがやっているという。急な階段だったのか古い小学校の木造の階段取り替えてあり、多くの人で賑わっていた。
歴史のある街だけに古いものが残っているのは良い事だ。

天満宮の前から蛸壺を焼いている窯元に移動した。
最近は蛸壺を「多幸坪」とかいて幸せが多くなるツボだということで、この蛸壺を自分でアレンジできる体験教室も行っているという。

その後阿弥陀寺を訪れた。時代劇の撮影に使えそうな寺だが、お年寄りの参拝者には少し辛いという。アジサイが卓さん植えられており、アジサイの開花時期には参拝者が多いという。その後毛利家の殿さんの屋敷へこの広大な敷地と屋敷を持つ殿さんは現在 東京でサラリーマン生活を送っているという。
大正の初めに立てられたという屋敷はスケールが違うが、 岐阜にある川上貞奴の屋敷を思い出した。貞奴の屋敷は海外生活を経験したので洋風の意匠も採り入れられている所が違う点かもしれない。当時38万円で建設したという。明治の後半に先祖が3万円の資本金で有馬自働車株式会社をつくった。その時の3万円は現代の3億かな?
と思うので少し物価が高くなって30億ぐらいの建設費かな? と想像した。
しかし使用されている木材や敷地を見ると、単純な建設費だけでなく相当の寄付や提供があったのではないかと思う。

阿弥陀寺にしても毛利邸にしてもちゃんとした案内の人が付いてくれたので、普段見れないモノを見せていただいたり立ち入る事ができた。

それは国分寺でも同じだった。
国分寺は行基が建立し薬師如来を祭っているので有馬温泉の温泉寺と共通点があり、それを比べる事ができ非常に興味深かった。

最後は天満宮に行ったのだが、昼に蕎麦屋を出て駐車場から見たときに感じた、風水の地を確信した。
防府の町が脈々と続いて来た一つに、パワー溢れる風水の地という理由があげられると思った。
このようにコネのある人と回った事で防府の町を楽しむ事ができた。
もし何のコネも無くて防府に来たとしたら、こんなには興味を持たなかっただろう。
これをどうやって多くの人に味わってもらえるかが、観光振興のネタなのかもしれない。

僕が面白いと思った写真

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したたかに天満宮の袂で頑張っている土産物やさん2店。個性的で思わずシャッターを切った

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2009年8月23日 (日)

ぶらり旅を楽しむ

ちゃんと目的を持ち、徹底的に事前調査をして旅に出かけた時・・・・
うまく行って当たり前で、期待に胸を膨らませた希望的観測数値よりも達成された数値は低いのではないかと思う。

それはグルメ雑誌を読んで、紹介されている店に行った結果に似ているように思う。

もちろん期待以上の場合も当然ある。
雑誌などは紹介できる範囲が限られているからだ。

何が言いたいかというと、旅先もレストランも事前に紹介されている以上のモノがある場合が多い。それを紹介されたものだけや事前調査だけでは得られないのではないかと言いたい。
期待以上のモノがあるかどうかは「感」で、それを得るのは多少のテクニックがいると思う。

その点、全く知らないで、そこを良く知っている人に連れて行ってもらうと感激することが多い。先入観がないから白紙の状態でモノが見える。

ある時、長崎に行った事がある。翌日用事があったので最終便で長崎空港に入り長崎で一泊することにした。ホテルにチェックインした時は21時か22時だったように思う。

長崎=中華かな? と思いながら長崎の夜の街に出かけた。長崎の繁華街の道路の狭さが面白く、非常に印象に残った。きっと知り合いの店が何件か出来たら楽しいだろうなという街並みだった。
朝がゆが食べれるかと思って、早朝再び中華街に出かけた。店はすべて閉まっていたが、所々の店に灯りが付いていて、豚まんを作るペッタン・ペッタンという音が通りにこだましていた。
それが非常に印象的だった。いつか誰かと一緒に長崎の町で、飲んで豚まんを食べたいと思った。長崎の街のどこにも他に出かけていないが、長崎の街の好印象。
つまり何気ない街のシーンが楽しかったのだ。

夜の繁華街に出かけた話に戻ると、ホテルで紹介された店は、外から見て中に入らず、こだわっているだろうなというBARを見つけて、そこで一杯やって・・・
そのBARの頑固そうなマスターに、面白い寿司屋を紹介してもらった。
非常に面白い店だった。

僕はそのような旅が好きだ。
近々山口県に行く、出来るだけ空っぽで白紙で山口の街を見たい。
そうすることで、何かを感じる事が出来るはずだ。その感じた何かは有馬にフィードバックできると思う。

・・・でも最近ぼけているからなあ

感じた事はブログにUPします。

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2009年8月20日 (木)

チェックインが30分遅れますが・・・温泉が付いています。

ホテル花小宿のルームチャージを考える時に考えたのが、当時の新神戸オリエンタルホテル。泊食分離・・・つまり食事代と宿泊代を分けた設定。

改めて現在の元新神戸オリエンタルホテルのルームチャージを調べてみた。一番スタンダードな部屋が22㎡・・・そして定価が27.720円
この金額で年末でも泊まる事が出来るが、これに旅行社やパックを作って実際は安くなっている。
Hanakotoshi3 そこで花小宿のツインの大きさを調べると26㎡あった。
同じ横幅で面積を比べると、約1m長い事になる。
1mというとちょうど縁側の部分になる。

価格設定は「オリエンタルホテルにチェックインする事を30分遅らせば温泉に入れますよ!」
・・・するとどちらが良いのだろうと考えた。

新神戸から有馬温泉へは北神急行と神戸電鉄を乗り継いで約30分 料金は720円
二人で往復すると2.880円交通費がかかるから、その分を割引すると、24.840円。
約25.000円がホテル花小宿の定価・・・年末年始のルームチャージになる。
もちろんこの価格で売れればいいのだが、当然閑散期もあり割引せざるを得ない。
また食事を食べてもらうのであれば、パック設定をして少しお得にもしなければいけない。
それは同じ事だ。

改めて新神戸の都市ホテルに泊まるのと有馬の花小宿に泊まるのとどちらが良いかを選択してもらうようにしなければならないと思う。
それぞれ勝る面と劣る面があるし、パックの内容の大事だ。

改めてベースから考えようと思う。

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2009年8月18日 (火)

タイトルを付けるのに悩んでいる

「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉を、悪い事をする人が増えると良い事をする人が少なくなるというように使っているが、これは金本位制の時代の経済的な話が元になっている。

今回この話題を使いたくてネットを調べたら茂木健一郎さんが、この話題について書いていたので興味深く彼の「悪貨は良貨を駆逐する」というのを読んだ。

旅の企画も安易な悪貨な企画でなく良貨の企画が必要ではないかということだ。

つまりネットエージェント時代になり、各社同じようなプランでしのぎを削っている。いつの間にか記念日だと何でもプレゼントするのが当たり前になったり、他館が値引きをすれはそれに追随する。
極めつけは人気のある他館のプランをそのままコピーしてしまうという所まで表れているという。・・・・といっても我社もその波の一部になっているかもしれない。

でも何か違ううと思うのだ! いつもモヤモヤしている。

その様な時に昨日の手紙が届いた。有馬・御所坊の5日間

その中で・・・

■『花小宿』は、いろいろな旅宿のもつ要素(昔の旅館の良さ)が凝縮されていて、これも素晴らしいと思った。
設備も良いが、主人(あるじ)の「メッセージ」がさらによい。

たばこの問題(嫌煙)や、となりの部屋の騒音(プライバシー)など、一軒の宿屋が抱える問題は、現代の社会が抱える問題そのものである。

それを完璧に克服するといった方向を取らず、上手に主人の「メッセージ」でとらえて柔らかな言葉にして語るという点が良い。これが、今、日本が世界にはたすべき役割と捉える事が出来るし、その良きサンプルである。

花小宿は震災後の不況の時代に一つのメッセージを持って始めた。

その後花郷里は農業が大事だというメッセージを発信したかった。

そして御所別墅は「有馬に高い建物を建てたらあかん! 景観が大事だ!」歴史観や景観を大事にする事が有馬温泉を国際的なリゾート温泉保養地の鍵になる!

かつて御所坊はハイカラでエキゾチックな神戸の中の和のスポット有馬温泉。

そのシンボリック的な和の空間を目指した。

しかし先述の今のネット社会のお客様にはわかって頂けないのだろうか!?という懐疑心がわきが湧き「違う!」と思いながら渦の中に巻き込まれてしまいそうになっている。

その表現に「悪貨は良貨を駆逐する」と使いたかったが不適切だと思い、言葉を考えていたら・・・・一つの言葉を思い出した。

Scn_20090818105509_001_2 一輪の梅の花が開いて全世界が香しい。

すなわち真実の心は三千世界に通じる

という言葉。

これはかつて心付けを3.000円頂いた時のお礼の領収書として渡していたもの。

中崎が指摘した。

花小宿は現代社会の縮図で主の柔らかなメッセージが必要だ!

その事を改めて考えさせられた。

困った時は、「温故知新」それも忘れていた。

それでタイトルの付け方を迷っていたのだ。

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2009年8月17日 (月)

有馬・御所坊 5日間の滞在

■書きたいことは、いろいろあるけれど、とにかく一番感心したことは「人」だろうと思う。
御所坊で働く人たちと、その連係プレイ。これは実に素晴らしい

御所坊も、会社であり、事業なのだから、他の会社と同じように経済的動機で動いているはずなのに、でも全然そのように見えない。

命令系ではなく、自分たちの意志で動いているように思える。

個人がそれぞれ、自分がこうした方が客がきっと喜ぶにちがいないという主体的なここうをもって動いているように思える。

それがひとりふたりではなく、つながっているところが面白い。

以前、南方熊楠の話しをしたけれど、彼が注目したのは粘菌という個々の「種」の性格ではなく、それらがつながって動く「系」の様相だった。

それと同じことがここにも見れるようで、僕はその点が一番興味深かった。
(人間と粘菌とを一緒にしては、失礼だけれど・・。)

なぜなら、それは多くの企業で今、人々が動いているとは、全然別な動き方を示しているように見えるからだ。特にお台場あたりの企業で働く人とその系とは、全くちがう様相に思える。

皆、忙しそうにしている点は同じだが、「生き生き度」がちがう。

あまりここを強調し過ぎると、論文のようで僕が思ったことと離れてしまうけれど。感覚的に言うと、そこに僕がいて、その僕に対する反応や興味がまずちがったと思うのである。

■ 『御所別しよ』裏のデッキを掃除している人と会った。

前夜の雨で散った青い紅葉の葉を、掃いてはとれないので一枚一枚つまんで取るという、根気のいる仕事をされていた。しかし、その表情は実に生き生きとしていた。

僕の絵に興味を示し、友人にも絵の先生をしている者がいるといった話しを仕事の合間に少しだけ話したが、話している間も、そのにこやかさと、目の輝きは失せることがなかった。

現役をリタイヤし、今はほとんどボランティア的な仕事です、と少しはにかんだ表情で言われていたけれど、人の生き方、特に現役を離れた後の「その後の生き方」について考えさせられるところが大きかった。

■『御所別しよ』での僕の小講演の時に、プロジェクターの接続などを手伝ってくれた若いホテルマンがいた。

彼はその後も、仕事の合間に僕の展覧スペースにやってきては、いろいろ質問をし、これこれの絵が自分は好きだ、これは簡単そうに見えるが、現代美術の先にあるものなのかもしれないと、いろいろ感想を話してくれた。

目の前に広がる有馬の緑の稜線が好きなのだそうである。

夜間、光を求めていろんな昆虫がやって来るので、一度『御所別しよ』の昆虫図鑑のようなもの作ってみたいとも話していた。ただそんな虫が好きな客が多くい るかどうかはちょっと疑問かもしれないですけど、とも話していた。ほとんどアーティスト的視点を持ったそのようなホテルマンがいるということはすごいこと である。

■『花小宿』のフロントのテーブルに、展覧会の案内カードを置いておいたら、すぐに見に来てくれたスタッフもいた。いろいろ僕と話してみたい様子であった

が、僕の方が他の客で手がいっぱいだったので悪いことをした。

彼は、朝食のサービスでも控えめながら素晴らしい働きをしていた。

かつて、子供に買い物の手伝いを頼んだら、皆一生懸命小銭を握りしめて、走って行ったものであろうと思う。

大人になってもそのような気持ちでいる人は素晴らしい。そんなことを連想させるスタッフが多い。

■このような「文化的」で「主体性」を持った人が多くいることば、実に頼もしいことだ。

個々のスタッフの文化(芸術)的興味や主体性は、ホテルや旅館のサービスといったことともおおいに関係すると思う。

客への気配りや機転とは、必ずこの「文化的主体性」や「興味」から発生する「思いやり」がベースだと思うからである。

■竹安くんを始めとする、送迎の機動力もこの「思いやり」や「文化的主体性」をベースに動いているので、忙しく動いていても安定しており、客にとっては実に安心できる存在だった。

思えば彼はテニスのコーチをしていたわけだけれど、その時の運動能力やスポーツマン的精神が、今も活動に活かされているのだとしたら素晴らしい。

■浮田さんという御所坊専属的写真家が、『御所別しよ』のための撮影と同時に、

僕のポートレイトを撮ってくれ、そのプリントを後日また持って来てくれた。

少し話したところによると、彼はもともとは『花小宿』の客であり、ふっーに訪れた一介の旅人だったという。少しづつ会って写真を見せたり話したりしているうちに、いつの間にか『御所坊』の専属カメラマン的存在になっていた。

御所坊での、人と人のつながり(スタッフの系)の発生は、この話しが一番よく物語っているのではないか。

まず個々の「興味J があり、人柄であり、つまり自然な人と人とつながりなのである。

人としての興味や「文化的主体性』をもとにつながっているので、今さら強制的な命令系は特別必要とされない。 r今、自分はこれをやるべきだ」という思いが皆もとになって動いていって、それが功を奏する。

自然につながった個々がそれぞれの思いをもとに動きながら、気が付いてみると全体が同じ方向に動いている。それがまさに生きている生命体というものなのであろう

■振り返ってみると、今の一般の会社はどうだろうか。

とてもそのような個々が文化的主体性を持って動いているとは思えないし、むしろ逆であろう。

会社内では自分自身の興味など押し殺しているように思える。生命体というより冷めた岩石である。

なぜ、こうも違うのだろうか。

「人」や「人との関係」は育てるものだからであろう。育てるには、時間がかかる。今の会社に、そのような時間に余裕のあるところはないということかもしれない

しかし、当然これは「将来性」と言うこととも関係している。

今はなんとかなっていても、将来どうかということでもあり心配だ。

■『花小宿』は、いろいろな旅宿のもつ要素(昔の旅館の良さ)が凝縮されていて、これも素晴らしいと思った。
設備も良いが、主人(あるじ)の「メッセージ」がさらによい。

たばこの問題(嫌煙)や、となりの部屋の騒音(プライバシー)など、一軒の宿屋が抱える問題は、現代の社会が抱える問題そのものである。

それを完璧に克服するといった方向を取らず、上手に主人の「メッセージ」でとらえて柔らかな言葉にして語るという点が良い。これが、今、日本が世界にはたすべき役割と捉える事が出来るし、その良きサンプルである。

■「IT」を、どこまで客室に導入するかも面白い問題である。

今のところ、これについては「花小宿」も成功しているとは思えない。
(他の部屋がどうなっているのかは知らないが。)

簡単に言うと、やはりあの機種は使い方が難しすぎる。

これは多いに、メーカーの問題である。

そこまで求めていない機能が、起動した瞬間から目の前に提示され、“一歩選択を違えると、とんでもないところにまで行ってしまう。

部屋でゆっくり「テレビ」だけ見たいのに、という人は多い。

その時アプリケーションどうのと突然表示されると、いくらパソコンには慣れていたとしても戸惑う。高校で情報システムやコンピューターを教えているあの弟が苦しんでいたのだから。

使いやすい「旅館仕様」のOSの開発ということも、今後考えていくことかもしれない。

さらに、この機会に、部屋の中の細かいことについて。

■仮にパソコンを良しとしても、「ベッド」に座ってのキーボードは使えない。(かっこわるい。)

■お茶を入れた時に、出がらしの「ティーバック」をのせる小皿がほしい。

■しかし、そのような細かいことを全て帳消しにして余るほどに、「花小宿」の朝食は素晴らしい。

「和食」はもちろん感激するが、まさかなあ、とあまり期待していない「洋食」が、期待していない分、意外性の高さで驚きが大きい。

これほどの朝食を出すところが、他にあるだろうか?

ワイキキのホテルの朝食も素晴らしいし、ロンドンのパワフルな豪華朝食もそれなりに国柄を表していて良いが、日本で「花小宿」を上回るところはないと言っ てよいにちがいない。(と言って、僕はそれほど最近のいいところを知っているわけではないのだが。)清楚で、無駄なく、日本的で良いのである。この精神が 良いのである。

2009.8.13.中崎宣弘

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2009年8月16日 (日)

旅にトラブルは付きものだと言うが・・・

旅の宿と書いて「旅館」。旅の英語・・・トラベルはトラブルが語源だと言うが、昨日ご紹介したように旅館もトラブルが多い。

スタッフを見ていてトラブルが起きると逃げたり、消極的になる子が多いが、中にはトラブルを楽しみながらポジティブに処理をしていく子がいる。
こんな子はどこでもありがたい存在だろう。

パチンコが長時間すると必ず少し勝つとしたら・・・

誰もパチンコをしなくなるという。ほとんどが負けて、たまに勝から人はするという。

旅も同様かもしれない。たまにすごい事に出くわすと楽しい。

たまにすごい魚が釣れるから釣りをするのだろう、通常では時間とコストを考えると食べるだけなら、市場で魚を買うほうが安い。

でも自分で釣った魚の味は格別だからやめられないと思う。

話は変わって、そのようなたまにしかラッキーに出会えない旅は如何だろうか!?

秋をテーマにいくつか考えた・・・秋というと「松茸」

本場三田松茸山ご招待と松茸のすき焼きのプラン・・・10月20日に松茸山を押えたので・・・

その前後で「有馬の芸者さんに習う、マツタケの作り方教室」・・・

この教室に参加すると年末の忘年会の時の一発芸のネタになる。

芸者さんはティシュでうまい事マツタケを作る。おしぼりで作るマツタケは、どちらかというと、アレに似ている。忘年会でやってセクハラで訴えられてもそのようなトラブルには関知しないという教室はどうだろう?

安定した茸というと9月の末から雪の降るまでが小代の茸の旬

茸鍋と秋の味覚プラン

そうしたら9月はじめから10月は稲刈りシーズンで、夜にモクズ蟹の罠を仕掛けに行って、朝カニを捕って・・・小代の食べ方。モクズカニご飯とモクズカニの味噌汁・・・美味いけどなあ

11月中旬になると松葉ガニが入る。

こけた企画だが、二人用の土鍋を作る教室・・・いちおう芸術の秋ということで如何だろうか?

あと運動のプランも必要だなあ

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2009年8月15日 (土)

新手の詐欺! 入れた! 入れた! 詐欺 

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お盆の時期で多くのお客様が有馬温泉にお越しになる。

しかし・・・困った人たちも有馬温泉にやって来た!

新たな詐欺・・・・入れた入れた詐欺! その全貌を御話しします。


続きを読む "新手の詐欺! 入れた! 入れた! 詐欺 "

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2009年8月13日 (木)

クロマグロが取引禁止に!?

リンク: クロマグロが取引禁止に!?.
欧米諸国が大西洋クロマグロの全面的な輸出入禁止案を検討しはじめた・・・という

最近近畿大学でクロマグロの養殖に成功したといテレビを見たことがある。
あの巨体で海中を泳ぎまわるマグロ・・・・

昨年の冬に兵庫県おじろ温泉のオーベルジュ花郷里に向かう所で、イノシシを狩って血抜きのために吊るしている光景に出くわした。

イノシシというと豚の親戚で、猪突猛進というがどうして山の中を早く駆け巡ることができるのだろうと不思議に思っていたが、その吊るされている光景を見て「マグロだ!」と思ったことがある。

今回のマグロの記事を読んで、過去に取った画像の中から、イノシシの画像を出してきた。 

ね? マグロでしょう?

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2009年8月12日 (水)

外国人に怪談人形劇を見てもらった・・・・

人形劇は動きを見るだけで納得させられる部分はあるが、しゃべくりの部分は外国人には理解できないから、外国人に見てもらうには、あらかじめストリーなどの概要を伝えておく必要があると思う。
昨日御所坊の宿泊のオランダ人女性2名に、有馬温泉観光案内所の二階で開催している怪談人形劇を見てもらうことになった。幸い通訳のできる子がいるので、僕が概要を話した。

日本の代表的な怪談の主人公に「皿屋敷」のお菊さん。「四谷怪談」のお岩さん。「牡丹灯篭」のお露さんがある。
今回その3つの怪談話のメインの部分が登場する。
しかし設定が町営の化け物小屋。指定管理で受託している会社にお岩さんたちは派遣社員で働いているという設定。

まずは皿屋敷のお菊さん。
皿屋敷はお殿さんが大事にしていた10枚セットの皿をお菊さんが一枚割っていしまった為に殺されて井戸にほりこまれるという話。
まずは舞台が開くと井戸からお菊さんが登場する。
例によって「いちま~い」「にま~い」とお皿の数を数えていく。ふつうは9枚で終わるのだが・・・今回お菊さんは18枚まで数え「二枚足りない~!」という。

何のことはない、このお菊さんしょっちゅう化け物小屋を休んではエステに行っている。
楽屋で仕事熱心なお岩さんに注意をされるのだが、お菊さんはすぐにかっとなって皿を投げ付ける。
その様な化け物小屋に、若くてきれいなお化け、お露さんが新たに加わった。
しかしこのお露さんなかなかみんなの中に溶け込めない。
黒子役の骸骨の「骨すけ」は、お露さんについつい優しくする。それを見ているお菊さんは面白くない。

180pxkuniyoshi_the_ghost_in_the_lan お露さんの商売道具の下駄が、なぜか無くなったので、お岩さんが代役で舞台に上がることになった。

お岩さんのハイライトは提灯から出てくるところと、毒を盛られた為に、髪をすくと毛がたくさん抜け落ちるところ・・・これが人形劇で表現されている。

そのお岩さんの登場の前に「骨すけ」が前座で踊るのだが、これもなかなか動きが面白い。

何故? 骸骨か!?

というと牡丹灯篭の物語は、新三郎という若者が死んだお露さんに夜な夜な会っていて、みんなが止めるのもきかず、お露さんと会う。のちに皆がお露さんの墓を掘り返すと骸骨を抱いた新次郎が入っていたという物語。
飯室さんはうまいキャスティングをしている。

その様に骨すけとお岩さんが舞台を務めている時、楽屋では支配人がお露を探しに来た。
お菊さんが支配人に化け物屋敷をホラーハウスにするのであれば、再び使ってほしいと色目を使うが、支配人はお露さんを気に入っているので、撥ねつける。

お露さんの下駄は実は彼女自身が隠し、こっそりとお菊さんの化粧前に置いた。

結局お菊さんは支配人から首を言い渡され、お岩さんも首になってしまう。

これでじゃまものがいなくなったので、支配人はお露さんに言い寄る・・・・
障子には恨みを残したお岩さんやお菊さんが現れるが、支配人は目的を遂げようとお露さんに言い寄る。
するとお露さんのメインの部分。下駄の音が近づいてくる。・・・お露さんは支配人のそばにいる・・・・
誰だろう???

意外な結末! 飯室康一マジックをお楽しみください。

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2009年8月11日 (火)

また飯室さんに やられてしまった!

飯室さんとは「糸操り劇団みのむし」の飯室康一さん
日本の伝統的な人形使い手で、世界的な演者・・・・といっても兵庫県では知る人が少ない。
マイナーな世界かもしれないが、通常彼の講演を見るには一人2.000円ぐらい払わなければいけない。

昨日有馬温泉観光協会の2階の飯室さんの「怪談 恐ろしや 女の執念」とい題の初日が開催された。

僕が好きな飯室さんの大人向けの人形劇に「ニューそぼく谷ヘルスセンター」がある。
これを有馬温泉のストリップ劇場後で公演した時は「アダルト人形劇 ニューそぼく谷ヘルスセンター」というタイトルを飯室さんが付けてきた。
抱腹絶倒の笑いの人形劇で、以来有馬の人たちにも「飯室さんの人形劇は面白い!」という評判がたった。
観客は喜んで会場を後にするのだが、一人・・・やくざ者的な男性客がいたのを覚えている。
「アダルト」というタイトルが付いていたので、どんなことをするのか警察が観察に来ていたのではないかと思っている。

その様に飯室さんは良い意味でいつも期待を裏切ってくれる。

・・・で きっちり今回もやられてしまった!

怪談・・・おそろしや・・・女の執念!

この人形劇を見て子供たちは泣きださないか!?

たまたま初回に小さな子どもたちが4人やってきた・・・・

やっぱり抱腹絶倒の怪談人形劇だった!
Img_01881
この人形劇 8月21日まで開かれます。
時間は
17:00~

18:30~

20:00~

の一日3回公演。入場料大人800円
子供500円です。
御所坊関係施設に宿泊の方には招待券をお渡ししています。

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2009年8月 7日 (金)

日本で一番塩辛い温泉 有馬温泉

今日7日 午後2時から3時の一時間の生中継の番組が放送されます。

毎日放送の「バンバンバン」という番組で板東英二さんが有馬の温泉街をめぐります。

その中で有馬の泉源で、ゆで玉子を作り、温泉を煮詰めて玉子につける塩を作ります。

僕も知らなかったのですがホテル花小宿に烏骨鶏が三匹います。小代で100匹ほど飼っているのですがそれを持ってきているそうです。その鳥を触れるのは花小宿の松岡だけ。

今回はその烏骨鶏の玉子を使用します。

有馬温泉では昔は温泉から塩を作っていたのです。

塩と言うと兵庫県では播州赤穂で塩作りが盛んで、海水から塩を作っています。瀬戸内海の海水の塩分濃度は約3%。

有馬温泉の天神泉源の塩分濃度が6%と言われています。今回撮影に使われる御所泉源の塩分濃度は4%ぐらいです。その御所泉源の湯を煮詰めて塩を作ります。

泉源で作った塩は通常の塩よりも塩辛く感じます。そしてなかなかおいしいのです。

御所坊 ではステーキを召し上がっていただく際に、御所泉源で作った塩をご試食頂いています。

サハラ砂漠で塩が採れるのですが、その塩も私たちが通常食べる塩よりも塩辛く感じますが甘味を感じます。

塩分が温泉に入っているとどのような効能があるか!?

有馬の温泉の塩分濃度は海水以上ですから、塩による殺菌効果

海水でアトピーを治すというのがありますので、有馬温泉病院では皮膚病の治療に有馬の温泉を利用して効果をあげているのは塩分かもしれません。

そして塩分があると非常に温もります。冷え症で子供に恵まれなかった人が子供を授かったといわれる子宝の湯の所以です。

でも妊娠初期と後期は避けるようにと言われているのは、温まりすぎるからです。妊婦さんは通常より短めの入浴をお勧めします。

実際冬場でも湯ざめをしません。

また塩水を噴霧し、その気体を吸引すると咳やタンの切れが良いといいます。

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2009年8月 2日 (日)

塩だけで美味い・・・塩は?

そんなに僕は悪いことをしていないのに・・・と思うのだが最近どうもついていない。
インフルエンザで減ったお客さんを夏休みに、取り戻そうと、色々イベントを有馬温泉でやっている。
そのひとつに有馬涼風川座敷を7月17日から開催しているが、雨で中止になる事が多い。
昨夜、ものすごい音を立てて雨が降っていた。
朝、夜警さんに電話を入れ「雨が降っているから、チェックアウトの時間をずらしてお客さんにゆっくりしてもらって」という電話を入れた。
その時、夜警が「有馬側が増水し桟敷が流されているのを知っていますか?」という。
そこであわてて見に行った。

残念・・・・

4日はNHKが取材に来る予定。そして7日は毎日放送が・・・それが放映されるのが7日だから8日以降は、賑わいが増すと思っていた。

毎日放送の取材は全国ネットの生中継。
その中で温泉で玉子を茹でる事をする。有馬の温泉は高温なので固ゆで玉子になる。
ゆで玉子に付けるものは「塩」
かつて有馬温泉では温泉を煮詰めて塩を作っていた。
そこで温泉で塩を作った。少し茶色がかっている。鉄くさいかな?
と思っていたが結構いける。

一回ステーキのお客様に試してもらったらどうかと思う。
準備万端だったのだが・・・・

今日は13時から対策会議。19時からは有馬の夏祭り・・・雨が心配。

厄除祈願にでも行かんといかんのかな?

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