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2009年11月

2009年11月29日 (日)

砲金のすき焼きなべ

遅ればせながら有馬温泉で一番遅く、御所坊ではすき焼きプランの山家御所好を販売している。鍋物シリーズ第一弾。
そのプランをご利用頂いている客様に、アンケートをお願いしている。

熱伝導の良い金属として知られている“銅”。洋食のフライパンや鍋などによく使用されている。また“錫”も同様熱伝導が良く、錫は燗酒の際に使用される。

その銅90%と錫10%の合金が“砲金”と呼ばれ、腐食しにくい金属で大砲等にも使用される為にガンメタルと呼ばれている。

砲金はなじみが深く、有馬の温泉を泉源から館内に引湯するパイプのキャップに使用していた。有馬の温泉は塩気が多く鉄製のキャップだとすぐに錆びついてしまうからだ。
銅や錫はやわらかい金属だからキャップに加工しやすかったのだろう。
現在はステンレス製のキャップを使用している。いずれにしても鉄製に比べると高価だ。

砲金の鍋も高価な為に最近使用される事が少なくなり、製造している会社も製造を止めたと聞く。だから市中に出回っている鍋が売れてしまうともう手には入らないと思う。

山家御所好(すき焼き)を提供するうえで、昔ながらの砲金の鍋を用意する事にした。
「懐かし~い!」「本物ですね?」というような声を期待していた。
所がアンケートをお伺いしている中で「豪華だ!」と言う声をお聞きする。
砲金というと…・ゴールドの種類を想像されて、金製の鍋と勘違いされているのではないかと思う。
このような場合どのように言ったら良いのか・・・ちょっと困惑してしまう。
でも華やかな事は事実なのだろう。

そして単純な生玉子を付けて召し上がって頂くだけでなく、他の食べ方もお勧めしている。それは予想どうり好評で、新しいすき焼きのスタイルが提案できたのではないかと思っている。
後はスタッフの熟練と上手い口上が、さらに必要だと思っている。

山家御所好(すき焼き)宿泊プランにリンクしています。

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2009年11月28日 (土)

有馬山叢 御所別墅 オリジナル ブランケット

101402_32009年11月28日の毎日放送「知っとこ」で紹介されました。

特殊な糸を使って編んだブランケットです。これはメイドイン奈良県。
モデルはメイドイン但馬。

有馬山叢 御所別墅は海外の御客様にも来て頂きたいと考え、日本の良さを伝えたいと、メイドインジャパンにこだわっています。

このブランケットをまず首に巻くとマフラーとなり、襟元を温める事が出来ます。
P10101 次にボタンを留めて・・・・肩にかけると
ショールになります。

これで袖もとが安定しますので、食事をされる時にも重宝です。
ボタンにもこだわりがあります。
にわかモデルもポーズは決まっているでしょう?

ショールの下に着ているいるリラックスウェアーもメイドインジャパン。
生地や織り方だけでなく、ゴム紐まで厳選しました。
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今度は・・・穴に頭を入れると・・・・
ポンチョになります。
温泉街の散策にも最適です。

お客様に好評で、お買い求めになる方が多いので、ご用意していたのですが、今朝の番組の紹介で全部完売しました。
もしご希望の方はご連絡下さい。
来年一月中旬ぐらいにはお渡しできると思います。
税込 21.000円

ご希望の方は ギャラリーレティーロ・ドウロまで
電話:078-904-0858 担当 白根

有馬山叢 御所別墅の宿泊プランにリンクしています。

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2009年11月27日 (金)

ミッドナイトチェックインと夕食

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有馬玩具博物館のエントランスの奥。・・・つまり有馬食堂へのエレベーターと階段の部分の写真を撮り、あちこちの画像を張り付けて、おもちゃの博物館のレストランらしいエントランスにしたいとパソコンで作った画像です。

現在有馬食堂は改装工事中です。折角お越し頂いたお客様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。今回のポイントはステーキを提供できるように鉄板焼の設備を組み込む事です。
12月17日完成予定で、18日からオープン致します。
それに伴い、ちょっとお得なヘレステーキディナーと御所坊・花小宿・アブリーゴの宿泊を組み合わせたプランを限定販売いたします。
通常旅館ですと夕食のスタートが7時ぐらいになってしまいます。それが10時ぐらいまでのスタートが可能ですので、仕事が終わってから有馬温泉に来られて、遅めの夕食を・・・
翌日はゆっくりお休みになるとして、朝食はオプションにしています。朝食・昼食をお楽しみ下さい。

おもちゃレストラン 有馬食堂でディナーの宿泊プランにリンクしています。

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パンフレットは必要か!? 無駄か!?

PCが普及してインターネットが盛んになり、PDFファイルだと鮮明な文章や図面も簡単にやり取りできる。
「もう紙媒体は不要だ!」そのような話がずいぶんあった。
しかし一向に紙の使用料が減ったような気がしない。
それどころかPCの内容を打ち出すのに余分な部分まで印刷されてしまい「紙を無駄にしたな」と思う事は多々ある。

あいかわらず多くの印刷物が送られてくる。ほとんどはちらっと見てゴミ箱へ
世の中相当情報量が増えたのだろうか?
はなはだ疑問だ。

そのような中「パンフレットが欲しいという方は多い」
パンフレット集めが趣味という方は別として、たいていすぐに捨てられるのではないかと思っている。それにお金をかけるのか!? ・・・という事になり、消極的だ。

先日、ある人からカレンダーを頂戴した。
各月がはがき大になっており、12枚プラスティックのケースに収納されている。
CDケースのはがき大版。
この蓋を開いて置くとちょうどカレンダーになる。
これを見て、その時思った。
御所坊関係のパンフレットをつくるなら、一枚をはがき大にして12枚作れば収納できる。
それぞれが表紙は魅力的な写真。
裏に説明や補足写真を入れる。表と裏をはっきりさせる為にモノクロにする・・・・
そんな事を最近考えた。

そんな時、カフェドボウがパンフレットをつくりたいと考えた。
「まずは情報収集。他社のパンフを集めたら?」と言った。

今の時代、本当にペーパーレスなのか?

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2009年11月26日 (木)

知っとこ・・・

「こだわり」・・・っていうのは、その人にとっては大事で譲れない事なのかもしれないが、他人にとっては「何それ!」という事も多々ある。
それが個性であったり、色んな人がいるから楽しい。皆が同じ志向だったら問題がある。
・・・という事を知っていたり理解しているのが「知性」だと思う。

ちょっとそれとは違うが、こだわりの優先順位が宿では問題だ。万人受けするものにこだわるのか? それとも主人の趣味嗜好で突っ走るのか???

宿の場合は、最終的に誰が借金を払うのかで決まってくる。
主人の考えや趣味嗜好で突っ走って、つぶれて主人が変わると・・・
万人受けする低価格の宿で、とにかく客を入れる事で借金を返す戦略・・・ビジネスプランが増えてきている。
有馬温泉でも超低価格な宿が誕生するうわさがある。

最近「事業仕訳」が流行語のように使われてくる。スーパーコンピューターは必要か!?
「何故? 二位ではだめなのですか?」という質問に官僚は答えられなかったという。
ノーベル賞受賞の益川教授は「2位で良いという事になると、30位になるという」
このテレビのやり取りを見ていて「さすが!」と思った。
未来をとるのか現実か!?の選択が事業仕訳の色んな場面で繰り広げられている。

日本の旅を楽しくするには、宿の主人の趣味嗜好性が大事だと思う。安売り旅館が乱立している温泉街に未来はあるのだろうか?
大きなサイクルでは、それが統合されて、大型1旅館の温泉街になるのかもしれない。
そうなるとそれはそれで、温泉街のテーマパークになるのかもしれない。

有馬温泉は一つ一つが「活きる」事だと思う。活きるとは単体で自立できる事だと思う。

話が最初書こうと思っていた事とずれてきた。
何を言いたかったかというと、温泉街や旅館には個性が必要だ。個性化の大きな要因は主人の趣味嗜好に寄る事が大きい。
その事を分かる人が少なくなってきたのではないか!?
そうすると、そういう事が大事だという事を主張する人が出てくる。
またそんな事を紹介するメディアが出てくる。
その一つに「知っとこ」がある。
今回有馬山叢御所別墅のサーマルルームとリラックスウェアーやショールが紹介される。
僕はこだわった部分・・・それを紹介してもらえることはうれしい。

・・・でもこれは前段階がある。それは「ディスカバージャパン」という雑誌で取り上げられたから
その雑誌を基に取材を進めたという

その雑誌の企画にかかわった人は・・・また新しいジャンルに進出しようとしておられる。
「こだわり」を貫く人は少ないし、こだわりは色々な所で発揮されるんだと思う

是非、今週末の「知っとこ」をご覧ください。

続きを読む "知っとこ・・・"

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2009年11月23日 (月)

おもちゃレストラン・・・・

有馬玩具博物館の2階にある有馬食堂花居森を24日から改装工事の為に休ませて頂きます。12月18日に新たな魅力を加えて再開いたします。

改装工事の主な点は回転寿司のレーンの中に鉄板焼きの厨房を仕込む事で、オープンキッチンの要素を持たせ、メニューに広がりを持たせる。
また観光地ですからどうしても忙しい時と暇な時との差が激しいので、暇な時は少人数で対応できるようにというのが狙いです。
しかしこれは前向きに考えれば同じ人数で、もっと営業時間を長くすることも可能だという事です。

回転寿司のレーンは廃止しますが寿司メニューがなくなるわけではありません。鉄板が加わる事でステーキなどの肉類のメニューが充実し、店の魅力が増すと考えています。

また回転寿司の名残りと回る事の楽しさを残したいと思い、仕掛けを考える事にしました。
おもちゃの博物館の中にあるレストランですから、もっと楽しめる内容にしたいと考えています。
単純に食事を提供するコトから、食事を楽しんで頂けるトキを過ごして頂くようにしたいと考えています。

同様の考えで、有馬温泉駅前の有馬湯山口も改装工事を行っています。
こちらは今月の28日からオープン。
足湯の前のイタリアンレストランポルコの西田君とのコラボレーションです。

ポルコは駅前で気軽にピザを肴に一杯・・・とよりカジュアルになります。
しかし従来の店ですと暇な時でも最低2名は必要な構造になっています。一人だと行き届かなくてかえってマイナスになり、結果客足が遠のく結果になります。
そこで湯山口の店も一人でも動ける店にと改装を行っています。

今まで有馬の客足が増えるとして店づくりを行って来ましたが、少なくなってもやっていけるようにしなければいけない・・・・

今年も残り少なくなってきましたが、おもちゃショップALIMALIの移転から有馬湯山口・有馬食堂花居森と省力化に向けた動きをしています。

御所坊関係の宿泊施設も同様、ヒマ対策を講じなければと考えています。

そして今後は売れるモノづくりをしなければいけないと考えています。そしてそれはモノだけでなく、売れる為のコトをしなければいけないのではないかと考えています。
世界的な不況から1年。
動きは遅かったのか・・・適正だったのか・・・・
答えは分かりません。


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2009年11月22日 (日)

ありまサイダーてっぽう水ゼリー発売!

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またもや有馬サイダーの派生商品が誕生しました!

寒くなってきた時こそ温かい温泉に入って冷たいゼリーはいかがでしょうか?

現在カフェドボウで販売していますが、順次有馬温泉の各店にも置かれると思います。


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2009年11月21日 (土)

肉好きの方は決してご覧にならないように!

先日、神戸ビーフのルーツを訪ねる旅を企画しました。 ご案内を差し上げたお客様の中から二組のご夫婦が参加して下さいました。
どのような感想を持たれたかお聞きしていませんが、下記の画像をご覧になると・・・
神戸ビーフは食べたくなくなるのではないでしょうか?
肉好きの方は決してご覧にならないようにして下さい。

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2009年11月20日 (金)

拡大から凝縮して・・・

思い起こせば有馬に関わり30年が過ぎた。
都市計画は30年先を考えるという。それから考えると20代前半に描いていた有馬の町になったように思うが、なったらなったで問題が起こる事は、その当時はまったく想像も出来なかった。

30年先を考えても無駄だと言われている。なぜならイデオロギーが変わると言われるからだ。

30年前は僕も若かったから、有馬の町に年寄りでなく若い姉ちゃんがたくさんやって来る町になったら良いなあと思っていた。また大規模な旅館でなくても個性的な小さな宿も成り立つのではないかと考えていた。

もし今僕が30年前に戻る事が出来て、町の方向性を変える事が出来るのならば、きっと展開するだろうと思う。「30年前の有馬に戻す運動」つまり60年前の有馬。
まち中には木造旅館がひしめき合っていて、周囲の山には鉄筋の旅館が立っていない。
自動車を持っている人もまばらな時代。
車乗入禁止、宿は一切拡大してはいけない。中身を充実する為の改装だったらOK

有馬の町中の道路は当時と全く変わらないから、もし今の時代に・・・この阪神間でタイムスリップするような温泉テーマパークのような町だったら・・・

今以上に道には人があふれていて、現在より豊かな生活が出来たのではないかと思うのだがどうだろうか?

何もない街から話題や店をつくる→薄く拡大してしまう→凝縮して密度を濃くする→空白になった部分を新たな血を入れる・・・・このような動きにならざるを得ないのかもしれない。

実際このような動きを行っていると思う。・・・して行こうと考えている。

この話題は今日はここまで!

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2009年11月18日 (水)

いい旅夢気分でホテル花小宿が紹介されます!

今夜のテレビ東京「いい旅夢気分」ホテル花小宿が紹介されます。真野響子、真野あずさ姉妹が神戸・篠山・有馬温泉を巡るというモノです。

今日は、小代へ神戸ビーフのルーツを探る旅にお客様を案内する事になっています。
たしかホテル花小宿の「神戸ビーフの炭火焼宿泊プラン」が紹介されるので、何かうまいタイミングだなあと思っています。
0756000173605
しかし昨日から兵庫県北部は冷え込み山の上の方では雪が降っているようです。
小代牛が残っていた熱田地区へ行くのは難しいとの事。
実際すでに熱田地区で放牧されている牛は、冬場を過ごす為に小代の町中に移されていると言います。

小代では牛のうんちくを語れる人たちが、6人ほど待ち構えていてくれます。はてさてお客さま方は日本の牛肉のルーツについてどのような感想を持たれるのか???
興味しんしんです。
しかしこのようなカルチャーツアーもありではないでしょうか?
三田の松茸狩りに続く、御所坊 突然トラベルです。

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2009年11月13日 (金)

絵になる風景

有馬の人達はどう思っているか知らないが「有馬温泉」と言えば、どのような風景を思い描くのだろうか?
また有馬に来られるお客様は、有馬温泉というとどのような風景を想像して来られると有馬の人達は思っているのだろうか?

何故? このような事を言うかというと、「城崎温泉」と言えば、僕は柳の木が両側に有り、川沿いの石橋が架かっている風景を思い描く。「湯布院温泉」だと、金麟湖の風景。「草津温泉」だったら湯畑。

「東京都」と言えば、石原都知事の顔を浮かべるし、「宮崎」だったら東国原知事だな。そのように地域の風景でなく人が浮かぶ場合がある。

先日、小代のフォーラムで「僕が小代で一番印象に残っている風景は朝靄の中を、おばあさんが牛を連れているシーン」と言った。このようにして世界的に有名な神戸ビーフや松阪牛の子牛の母親が育てられていく。そしてこの風景が何処にもない小代の風景だと思うのだ。

そのようなシーンは実はもう小代では見られないのかもしれない。
僕が小代に関わりを持って、来年で20年になる。つまり20年前の風景だった。

スイスというとどんな風景を思い描かれるだろうか?
遠くに雪を抱いたマッタフォルーンが見え、手前の緑の山には牛が放牧されていて・・・・
その牛を放牧している風景は意図的につくられているという。
観光客の為にそのような光景を残しているという。

だったら小代でもそのような風景を再現しても良いのではないかと思う。

日本人が生簀に泳ぐ魚を指名して、活け造りを楽しむ!
外国の人には異様なシーンに思う人たちがいる。
逆に日本人は牛を見て「美味そうだ!」と思うのか!? 僕は見ても思わない。
でも外国人の人達には興味があるようだ。
今食べている肉は、どのようにして生まれて、育てられたのか? 本当にビールを飲んで育っているのか!? ・・・というように。

だから小代で昔の風景を見せる必要がある。

先日たまたま神戸ビーフを扱っている大手の食肉関係者の方と話が弾み、小代の牛のルーツを案内する事になった。
現在肥育農家から末端までは成り立つようになったというが、子牛を生産する工程が、成り立ちにくい。もし彼らが小代に目を向けてくれれば、大きな力になってもらえそうに思う。

そのように考えている時に、オーベルジュ花郷里の取材依頼があった。よく話を聞いてみると、外国人旅行者向けの口コミサイトに神戸ビーフの故郷を載せたいという。
実際にインバウンド(外国人を日本に誘致する事)に携わっている人たちは、外国の人達が日本人と違う所に興味を持つ事を知っている。
そして日本のモノなのに、外国で有名になってから日本で有名になる事がある。
小代もそうなって欲しいと思っている。

でもオーベルジュ花郷里は11月23日の連休を終えると、冬休みになる。冬眠あけの予定をまだ決めていない。
花郷里のシェフはもともと鉄板焼きが得意。その技術を有馬で活用して有馬玩具博物館のレストランを強化したいと考えている。
冬眠あけの花郷里は、神戸ビーフの故郷を探訪しに来た人が、イメージするメニューを提供すべきだと考えている。

阪神淡路だ震災を契機に僕はニーズが変わったように思う。それと同様インフルエンザ騒ぎで色々変わってしまった。
変わった世界に対応する部分と逆らう部分をつくらないと、流れに流されてしまうと考えている。

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2009年11月 9日 (月)

グリーンボール

新幹線の車中でもストレス無しにインターネットを使用できるようになった。
実際このブログは東京に向かう車中で書いている。
満車の為に同行者と席が離れているが、パソコンを開いて時間つぶしをしている。
最近興味を持っている事が、神戸の肉物語。
大体全体の流れはつかめたし、御所坊のすき焼き販売までもストーリーづくりが出来たように思う。

もう一つ最近の僕のテーマがモノからコト。

物事を考える上で、邪魔になる事もあるが自分の基本がある。例えば農業が大事だ!という事も基本。それは食事メニューを考える時も付いて回る。

突然緑色のドームを作ることを思いついた。
・・・と言ってもやぶから棒に考えた事ではないのだが、水耕栽培でレタスを作るとしたら、どのような形が良いか考えていた時に、緑の山が浮かんだのだ。
つまり水耕栽培には合理性だけでデザインとか見せる要素は少ない。実際僕が各サイトを見て感じた事だ。
だったらどのようなデザインのものをつくるか!?
考えた先がグリーンドーム・・・ボールかな?

1 円形の水耕栽培容器をつくるのだが、何重か中央に行くほど高くなるようする。

ここにレタスを植えればレタスのドーム・・・ボールが出来ないかな?

まだ名古屋を出たばかり、時間は有るのでイメージを作ってみた。

線を描こうと思うと新幹線がいかに揺れる乗り物かという事を改めて知った。

このような作業は新幹線の車内では不向きだ。このような段差を設けるという事は、中にも段差を設けなければいけないか、出来る事なら水を噴射するノズルの位置を変えることで、段差を解消できない方思う。

2 そして、この様にグリーンドームが店の目に付くところに出来たらどうだろうか?

もちろんこの葉っぱ甥と思をちぎって食べるのだから、何時もこの様なドーム状でおられないかもしれない。

その時どうするか?

でも活花の様に高低のアクセントがある方が楽しいと思うのだが、どうだろうか?

水耕栽培と室内用の明かりを組み合わせて考えれば、貸し鉢の植物が枯れそうになるのも防げそうな気がする。いずれにしても農薬を使わないで新鮮な野菜が食べれるというのは売りになるのではないかと思うのだがどうだろう?

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2009年11月 8日 (日)

「神戸ビーフ」から有馬で「すき焼き」まで、ストーリーがつながってきた。

日本の牛は平安絵巻を見ても黒毛の牛。
牛車や農耕の為に飼われてきた。
肉は食べなかったかというと、畑を荒らすイノシシなどは昔から食べていた。

大阪城築城の際に、各地から牛が集められた
その中で粘り強くパワーがあって評判が良かったのが但馬牛。
何しろ高地トレーニングをしていたからだ。
小代の農地は標高400mぐらい。

大阪河内の牛市場で高値が付く牛を育てていたのが、小代の前田周助(1797~1872)。江戸時代末期の頃だ。
小代には薬草に使用される山野草がたくさん生えていて、それを食べて育つ牛は他地域の牛より良い評判を取る。
その中でも良い母牛には良い子が生まれる事を感じ、牛の系統づくりを始めた。
メンデルの遺伝の法則が発表される前の事。

前田周助は良い牛を集め、その牛を親戚などに配って育ててもらう事で、地域振興策を展開した。おかげで小代牛は 大阪で名声をあげる事になった。
その頃、神戸港が慶応3年12月7日に開港することになった。
横浜からは神戸でビジネスチャンスを求めて、イギリス人のE・CキルビーとE・Hハンター(神戸の異人館ハンター邸で有名。日立造船の創始者)がやってきた。

キルビーは外国人や日本人に牛を食べさせようと考え、ハンターに牛を集めさせた。
その頃神戸といっても田舎で、米をあまり作っておらず、綿花や麦をつくっていた。
農家に行き、役目を終えた牛を売ってくれるようにハンターは農家を回った。
農家も年を取って役に立たなくなった牛を買ってくれるという事で、牛を集める事が出来た。

屠牛場は現在のポートタワーのあるあたりの酒蔵を借りた。
牛は殺してから熟成期間が必要だ。冷蔵庫のない時代。都合は良かった。
そこでハンターはサンプルに鞄に牛肉を詰め込んで歩いていた。

農家の人達も牛の肉に興味を持ち・・・というのはもともとイノシシは食べていた。
ハンターは農家にある鍬や鋤を使って薪で肉を焼いた。
このステーキが、後にすき焼きとよばれるようになった。
関東の牛鍋が元のすき焼きと、神戸で始めた鋤の上で焼くすき焼きの違いが理解できた。

このように外国文化が入ってきた明治の時代。
小代では小代牛と外国のデボン種の牛との交配が行われた。
結果これが失敗で、元々の小代牛の遺伝子はバラバラに消えてしまった。

・・・と思ったら小代の一番奥、熱田の地域に小代牛が残っていた。
大正時代。小代の貫田地区。
棚田の美しい場所だ。
ここで田尻号という雄牛が小代牛の中から生まれた。
前田周助は雌牛にこだわったが、この頃から雄牛が大事だという事がわかってきたようだ。
P1000961 この田尻号によって、小代牛が近郊に広まった。
これが但馬牛の蔓牛の元になる。

そして牛の用途が荷役ではなく、食用になり、小代の牛が日本各地にばらまかれた。
とうぜん神戸にも子牛が送られ、神戸ビーフとして名声を得るようになった。

話は明治の神戸に戻って、神戸で一つの事件が起こった。
それが神戸事件。
備前の大名行列の途中に外国人が通ろうとして殺傷事件が起きた。
その責任を取って備前の警備責任者が切腹することになった。
この事件を担当する為に伊藤博文(当時は俊輔)が派遣された。
彼はイギリス留学経験があり流暢な英語で外国人たちに許すように嘆願したがダメだった。
しかしこの後、伊藤は神戸開港場外国事務一式の事例を受けた。
キルビーやハンターたちと親しくなり、整備が行き届いていない居留地の整備を行ったり、その後初代兵庫県知事に任命される。パーティーを開き外国人のアドバイスにより、神戸を近代的な街に整備した。

伊藤博文はその後、44歳で英語力を買われ、初代首相となる。

その伊藤博文の書の下で、神戸の魅力を発信しようとしていた出版会社が、すき焼きで打ち上げをしていたのが納得できた。

P1020315 御所坊では今、すき焼きを積極的に販売しようとしている。伊藤博文の「高談娯心」・・・
高い志を持った者同士が集まって話をするとお互い楽しくなる。
この問題の多い社会情勢下、前向きに語り合う為に、すき焼きを食べようというのは強引かなあ?

この流れの中で抜けている年号や場所などを加えたりしてストーリーをもっとしっかりとしたものにしたい。
何かここまでつながると、僕自身が楽しくなってきた。
そしてかつて御所坊で伊藤博文が芸者や外国人たちと楽しんだのかと思うと、やっぱり歴史というモノはありがたいと思う。

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2009年11月 7日 (土)

突然言われてもなあ・・・

自分でも反省しないといけないが、突然言われる事がある。
そんなん早く言ってくれていたら、もっとスムーズに・・・
とか無駄なく出来る事がある。

突然ですが有馬湯山口を少々やり直す事にしました。
有馬温泉駅前に人が溜まる事は少なく、温泉街への行き帰りとコンビニがあるので夕方から夜の人出が多い。実際夜の営業の店が多い。
一方温泉街は昼の営業が多く、夜に営業している店が少ない。
その為か夜の人出が少ない。

そこで湯山口を夜型にシフトする事にしました。
突然なので急きょつくりあげ・・・といっても毎度の事なのですが
連休前にはカッコがつくと思います。

しかし僕もしょっちゅう突然な事を言っている。
今日、某神戸のレストランのオーナーが来られて神戸ビーフの売り出し方を協議した。
「それなら神戸ビーフのルーツを見なければ!」という事になり、急きょ来週、美方にご案内する事にした。
早速、現地に電話をしたが何が何だか分からないのが現状だと思う。
先日、美方で開催されたフォーラムでしゃべった事の始まりになるかもしれない。

話は突然始まる・・・・まあしゃないか!?

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2009年11月 6日 (金)

おもちゃ電車

Image3 あるテレビ番組から問い合わせが来て、その為に資料を提供しようとデザインの本をめくっていた。

その時にイチゴ鉄道が目に付き、おもちゃ電車に目が釘付けになった。

面白い! 楽しそう! 行って乗ってみたい! と思った。

このような要素が必要だと思う。

そして有馬玩具博物館の事を考えた・・・面白い! 楽しそう! 行ってみて入館したい!
と思ってもらえるのだろうか?
「博物館」という言葉が問題で、単純な見世物小屋にしたくないという思いがあって「博物館」を冠している。

日本語で「おもちゃ」というと・・・
「おもちゃみたいなものや!」というと壊れやすくてちゃちなイメージがある。
「うちの娘をおもちゃにして!」と言われたらたまらない。

そこで改めて有馬玩具博物館は面白さを発信しているか!?
という事を考える事にした。
御所坊関係者が見るグループネットワークでその主旨を書き込みして、僕なりの博物館の楽しさを書く事を決めた。

僕にはもともとおもちゃの知識はないので、おもちゃに関する事はグリコのおまけのおもちゃのデザイナーの加藤裕三さんとからくり人形師の西田明夫さんからの受け売りがほとんどだ。

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2009年11月 4日 (水)

空間消費から時間消費へ

有馬大茶会には姉妹提携を結んでいる温泉地から来賓が来られる。
とうぜん有馬温泉側も接待係をつくる。一杯飲むだけではいかんので、その前に情報交換会を行う。定山渓温泉や秋保温泉の状況を聞いても、時代のニーズが大きく変わっているのだなと感じる。

今までの旅館業は装置産業と呼ばれ空間がないと商売が出来ない。
しかし今は空間よりも、時間の消費が大事になってきた。

昨日のお茶会の話ではないが、席主さんの話が大事で、その前の待つ時間の消費も話の前座だったんだと思う。

080402_01 あちこちからメールが届くがその中で「空中レストラン」というのがあった。

地上50メートルの所で食事をするのだ。
何処の食事がうまいとか、何を食べたということではなく、どんな風に食事の時間を過ごしたという・・・これも時間だと思った。

かつてのラピタを読んでいて(まだまだネタは残っているが、当分休み)改めてツリーハウスが面白いと思った。
そこで何冊かの本を買った。通常アマゾンで本を買うとすぐに送られてくるが、なかなか来ないので最後の購入画面を押していなかったのだと思い、再度購入したので2冊買ってしまった。
でも良いかと思うのは、幸いその本を置いておいたら良い場所はたくさんある。

もともとパリの人たちが未開の地のツリーハウスを見て、それを都会でレストランにして盛況だった話が出ていた。
はてさて、この日本でそれをやるのは建築基準法や保険所の許可が下りすか!?
課題克服は難しいだろう。

いずれにしても時間消費が課題だ。
有馬温泉で・・・御所坊で・・・いかに時間を消費してもらうか?

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2009年11月 3日 (火)

黄色いリボンを付けると、おまけが付いてくる・・・

昨日と今日、有馬大茶会が開催された。

観光協会員総出で担当を受け持ち、配置に付く。僕は副席の担当責任者。

責任者の仕事は担当者がちゃんと出てくれるように集める仕事と、出てきた担当者に「黄色いリボン」を付ける事。

この幸せの黄色いリボンには「有馬温泉観光協会」と記載されており、茶席に来られるご婦人方に世話役だとわかるようになっている。

昨日今日は大変寒く、有馬の我々も寒かったので、阪神間から来られたお客様はさぞ、寒かったと想像される。寒くて・・・・時間待ちをしなければならないとなると、どうしてもクレームを聞く羽目になる。
一席、50名が入れるとして800人の方にお茶を飲んでもらうとすると、16回転。1時間に2回転としても、単純に8時間掛かる。
9時から開始しても終了は5時になるので、通常一席20分から25分でされる席主さんが多い。

所が今回の席主さんは、一席30分は掛かったので、時間がどうしても遅くなる。

すると並んでいる人達からクレームが来る。
この黄色いリボンを付けていると、おまけにクレームが付いてくるのだ。

「もうちょっと早くするように言ってよ!」「そんなん私らから言えません。もう少しお待ちを!」

「そんなん言っても遅すぎるわ!」「いや席主さんがお喋りが上手らしくて、つい長くなるのです。」「話し短いして!と言って!」

このようなやり取りが繰り返された。

実際、副席の場所の住職が「ええ話をしはる席主さんで、楽しい席やわ~!」と言っていた。

その散々文句を言っていたおばちゃんが帰り際に「楽しい話やったわ! 待ったかいが有った!」と喜んで帰っていった。

なかなか勉強させられた瞬間だった。いかに楽しい時間が過ごせたか!

長い時間お待たせしたが、多くの人に喜んで帰ってもらうもてなしを席主さんはされたのだなあと思う。

僕らも寒くて、文句言われて、長い時間立ってばかりで・・・でも最後のおばちゃんの一言で救われた。程よい疲労感。これから反省会。この話をしようと思う。

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